2024/08/15
ラープは、タイ東北部(イサーン地方)の代表的な料理の一つです。ラープとは、刻み肉(豚肉、牛肉、鶏肉、あるいは魚肉)とハーブ、香辛料を和えた、タイ風の肉または魚のサラダのことを指します。魚のラープの場合、主に淡水魚が使われます。代表的な魚としては、ティラピア、コイ、ナマズなどが挙げられます。これらの魚は、新鮮で柔らかな食感が特徴で、ラープの材料としてよく合います。また、ラープには必ず辛味と酸味が特徴的です。唐辛子やライムジュース、魚醤などの組み合わせによって、絶妙なバランスの味わいが生み出されます。さらに、香り豊かなハーブの存在も、ラープの魅力を高めています。ミント、コリアンダー、シャロット、ネギなどが一般的ですが、地域や家庭によって使われるハーブは異なることがあります。例えば、サワートウガラシやパクチー、クミンなども組み合わされることがあります。ラープは、主に家庭料理として親しまれてきましたが、近年ではレストランでも提供されるようになっています。ラオスの国民料理としても知られ、タイ料理の代表的な一品となっています。
材料(2人前)
材料材料 | 分量 |
---|
もち米かお米 | 大さじ 2 |
魚(丸魚、切り身のいずれも可) | 500g |
油 | 大さじ 1 |
塩 | 小さじ 1⁄2 |
ニンニク(みじん切り) | 1片 |
乾燥バーズアイチリ external link(乾煎りして砕いたもの) | 4-6 本 |
エシャロット(薄切り) | 2 個 |
レモングラス(細切り) | 1 本 |
魚醤 external link | 大さじ 2 |
ライムジュース | 2 大さじ |
赤唐辛子(みじん切り) | 1 本 |
ベトナムミント、コリアンダー、タイバジルなどのハーブ(荒く千切り) | 適量 |
作り方
- 鉄のフライパンでご飯を約5分間空炒りして、金色になるまで炒める。
- 冷ましてからブレンダー、もしくは乳鉢と乳棒などで細かい粉末になるまで砕き、別の容器に取り分ける。
- 丸魚の場合は3毎に下ろして中骨、小骨を取った上で魚を細かく刻む。切り身の場合は骨を取り除いて刻む。
- 中華鍋かフライパンを中火で熱し、油を入れる。魚、塩、ニンニク、乾燥唐辛子を加え、3-4分間炒めて火が通るまで混ぜる。必要に応じて少量の水を加える。
- エシャロットとレモングラスを加え、よく混ぜ合わせる。
- 魚醤、ライムジュース、生唐辛子、ハーブを加える。
- 味付けを確認し、好みの味に調整する。
- 1.で焼いたご飯粉を振りかける。
- 参考ページ(外部リンク)
- Fish Larb / Cuisine from New Zealand to The World 外部サイトへのリンク